格安SIM(シム)、格安携帯(スマホ)が登場して、多くの方が利用していると思います。ここでは、格安スマホの業者であるワイモバイル(Y!モバイル)に番号移行をした私の経験から、メリットやデメリットをお伝えします。

ワイモバイルやそのほかの格安SIM、格安スマホに乗り換えを検討している人は、参考にしてください。

格安SIM・格安スマホとは

格安スマホ 格安SIM

格安SIMや格安スマホとは、呼び名のとおり料金がやすい携帯電話を意味します。スマートフォンを契約するときに、docomoやau、SoftBankといった大手キャリアを利用する人も多いです。

しかし、格安スマホを利用する人も増えてきました。その理由は、もちろん使用料金の安さだと思います。料金に関しては、後の項目で詳しく解説します。

格安スマホ、格安SIMを取り扱う業者は増加傾向で、ワイモバイルの他にも楽天モバイルやLINEモバイル、イオンモバイルなど大手企業が参入しています。

例えば、「格安スマホ おすすめ」などと検索すれば業者比較をする記事も見かけます。数十社を比較していることもあり、格安スマホを取り扱う業者数の多さがわかるでしょう。

その豊富な業者のなかから、私はワイモバイルを選びました。

私のスマホ契約状況

私はソフトバンクのスマホを2台契約していました。それぞれの月額料金は以下のとおりです。

1台目…約9500円(iPhoneX)
2台目…約10000円(Xperia XZ2)

以下の画像は、とある月のXperiaの利用料金です。まとめて支払いの請求があるので14223円ですが、それを除けば約10000円の利用料金ですね。(まとめて支払いとは、通販などの代金を翌月の携帯料金で支払うものです)

携帯料金

2台ともに50GBの通信容量で契約していまして、音声通話に関しても1500円ほどのプランです。基本的に大手キャリアの料金プランは、通話料と通信料の2段構成になりますね。

ソフトバンクの料金プランで、50GBの通信容量は6500円となります。ちなみに、そのプランはYouTubeなど一部のサービスが通信容量は4Gで利用していても、カウントされないメリットはあるのですが…。

ここまでで、通話料金(基本料)が1500円、通信料が6500円ですから8000円。そこに端末の割賦(分割)代金が加わります。ですから、月額料金が2台とも10000円ほどになるわけですね。

今回はXperia(エクスペリア)をワイモバイルに番号移行(MNP、ナンバーポータビリティー)しました。Xperiaの使い方を振り返ると、テザリングオプションをつけていたので、出先でWi-Fiルーター代わりに使ったり仕事で電話のやり取りで使ったりしていました。

しかし、テザリングでもそこまで通信容量を使っていたわけでもなく、電話も10分以内のことがほとんど。「もう少し、安く使いたい」と考えてワイモバイルを選んでいます。

ワイモバイル(Y!mobile)に乗り換えた後の料金

ここからは、ワイモバイルに乗り換えた後の料金を示したいと思います。まずはワイモバイルの料金プランから把握してください。

ワイモバイル(Y!mobile)の料金プランは3つ

ワイモバイルには、以下の3つのプランがあります。

●S…2680円(月々3GB、国内なら1回10分以内で通話無料)
●M…3680円(月々9GB、国内なら1回10分以内で通話無料)
●R…4680円(月々14GB、国内なら1回10分以内で通話無料)

上記のプランをベースに、新規契約(番号移行を含む)の場合、契約翌月から6カ月間は700円の割引きが入ります。割引き適用後は以下の月額料金です。

●S…1980円(月々3GB、国内なら1回10分以内で通話無料)
●M…2980円(月々9GB、国内なら1回10分以内で通話無料)
●R…3980円(月々14GB、国内なら1回10分以内で通話無料)

さらに、ソフトバンクで光回線の契約か家族割引を受けると500円の割引が入ります。よって、新規契約の翌月から半年間は次の料金で使えます。

●S…1480円(月々3GB、国内なら1回10分以内で通話無料)
●M…2480円(月々9GB、国内なら1回10分以内で通話無料)
●R…3480円(月々14GB、国内なら1回10分以内で通話無料)

新規契約の割引が終われば以下の料金を目安にしてください。(ソフトバンクの光回線での割引か家族割引適用時)

●S…2180円(月々3GB、国内なら1回10分以内で通話無料)
●M…3180円(月々9GB、国内なら1回10分以内で通話無料)
●R…4180円(月々14GB、国内なら1回10分以内で通話無料)

以上の料金にはオプションなどは含まれませんので、契約時はショップスタッフのアドバイスを参考にしてください。(ワイモバイルのサイトでも契約は可能です)

私がワイモバイルに乗り換えた後の料金

私は「S」プランを選びました。番号移行、さらにソフトバンクの光回線の契約がありましたので、割引はMAXで受けることになります。ただし、Xperiaの分割金の残債が2140円あります。請求はソフトバンクからですが、Xperiaを利用するにあたり料金は以下のとおりです。

●初月…3300円(契約手数料)+1480円+2140円=6920円
●2〜6カ月目…1480円+2140円=3620円
●6カ月目以降(残債が終わるまで)…4320円

Xperiaをソフトバンクで契約しているときよりも5000円は安くなる計算ですね。(初月を除く)5000円を1年間続ければ6万円の節約になるので、大きなものです。

ワイモバイル(Y!mobile)の契約方法・注意点

ワイモバイルの契約方法や注意点は次を参考にしてください。

私は家電量販店で契約

ワイモバイルは格安スマホの業者でも有名です。多くの格安スマホや格安SIMの業者はショップを構えないことが多いですが、ワイモバイルは全国各地に店舗があります。

わからないことや不安なことをスタッフに聞きながら契約できるのは、心強いです。家電量販店でもワイモバイルの相談コーナーや販売コーナーは設置されていることが多いです。

私は自宅付近の家電量販店で契約しましたが、相談から契約完了まで1時間程度だったと思います。初期設定などもしていただいたので、非常に助かりました。

ワイモバイルはソフトバンク系の格安スマホ業者ということもあって、一部のソフトバンクショップで契約の取次を行う場合もあります。ワイモバイル取扱店舗を確認するには、以下をご利用ください。

ワイモバイルのショップ検索はこちらから

ワイモバイルショップの場合は、上記サイトから来店予約ができるお店もあります。契約したい日取りが決まっているならば、WEB予約を活用しましょう。

大手キャリアで購入した機種はSIMロック解除(SIMフリー)の設定をしておく

私の場合もそうでしたが、ソフトバンクなどの大手キャリアで端末を購入すると「SIMロック」がかかっています。

通常、スマホにSIMカードを入れることで、端末を使うことが可能になります。SIMカードは現物をみたことのある人もいると思いますが、ICチップのような小さなものです。

ソフトバンクやdocomo、auなどでスマホの購入と契約をすると、そのキャリア以外のSIMカードを入れても使えません。

ソフトバンクで購入したiPhoneやAndroid端末に、ドコモやauのSIMカードを入れても使えないわけです。もちろん、格安SIMを契約しても端末にSIMロックがかかっていると使えません。

契約したキャリアのSIMカード以外で端末が使えない状態を、SIMロックといいます。私はソフトバンクで契約したXPERIAにワイモバイルのSIMカードを入れて使いますので、事前にSIMロック解除をする必要がありました。

SIMロック解除はいつでもできます。ソフトバンクなら「My SoftBank」という、請求情報などを確認できる画面で行えます。その際に、必要な端末情報もあります。参考までに大手キャリアのSIMロック解除に関するページを紹介しておきます。

ソフトバンク
au
docomo

なお、大手キャリア3社での契約端末でSIMロック解除をするには、購入から101日経過していないといけません。その点も理解しておきましょう。

大手キャリアから番号移行するなら、契約解除料金のかからないプランにしておく

大手キャリア3社で携帯電話を契約した人なら理解しているでしょう。「契約期間」というものが存在します。2〜3年の契約期間が設定され、更新月以外で解約すると解除料金(解約料)が請求されます。(9000〜10000円くらい)

契約解除料が原因で、他社に乗り換えることをためらっていた人も多いはずです。しかし、国の方針などもありソフトバンクやdocomoでは解約料のかからないプランが登場しました。

auでも解除料が1000円という、負担の少ないプランがあります。大手キャリアからワイモバイルやそのほかの格安スマホ業者に乗り換えるなら、事前に契約解除料のかからないプランに変更しておきましょう。

私も格安スマホに乗り換えを検討したあたりに、Xperiaの料金プランを変更しています。そのため、今回のワイモバイルへの乗り換えで、ソフトバンクに対する契約解除料は発生していません。

契約手数料などを理解しておく

これも多くの人がスマホの契約で理解していると思いますが、契約手数料が発生します。契約手数料はワイモバイルとの契約時に発生する手数料です。

格安スマホ・格安SIMの業者によっては、契約手数料がかからないこともあります。キャンペーンなどをうまく利用すると、初月の利用料金がかからないことも…。

しかし、ワイモバイルは初月利用分として、契約手数料が3000円(税抜)が発生します。また、私はソフトバンクから番号移行していますので、MNPの手数料として3000円(税抜)もかかります。(ソフトバンクへの支払い)

私の場合であれば、ソフトバンクを解約していますが解約月は基本料などが日割りにならないので注意が必要です。(ワイモバイルの料金は日割りになる)

このあたりの手数料関係は、複雑で理解しにくい人もいるでしょう。ワイモバイルであればショップや取次店で、スタッフからしっかりと説明を受けるのがベストです。

料金については丁寧に説明してくれますよ。

割引適用についても理解する

ワイモバイルの契約では、新規契約の割引とソフトバンク光とのセット割、もしくは家族割を受けることが可能です。大手キャリアに比べると、割引の数は少ないので理解しやすいでしょう。

ただ、個人的に注意点だと考えるのが番号移行をしていない機種の割引です。私はソフトバンクで2台分のスマホを契約して、いわゆる家族割を相互に適用していました。

しかし、一方をワイモバイルとの契約にしたので、ソフトバンクの契約として残していたもう一台の家族割は適用外になりました。(月額500円)このように複数の端末を契約している人は、割引が外れる可能性もあるので覚えておきましょう。

家族がソフトバンクでスマホを契約、自分だけワイモバイルになる場合も家族割は適用になりません。ケースバイケースで割引も変わるので、やはり、スタッフに相談するのが最善ですね。

ワイモバイル(Y!mobile)のメリット

ここからは、ワイモバイルのメリットを解説します。

回線はソフトバンクのものを利用するので通信速度は落ちにくい

格安SIMの業者の多くは、docomo、ソフトバンク、auといった大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供しています。大手キャリア以外の業者は、通信に必要な基地局をもっていないために借りることになるのです。

そうなると、大手キャリアのユーザーなどとの兼ね合いから早朝やお昼、夕方という時間帯に通信速度の低下が発生します。回線が混み合う時間帯は、YouTubeの再生ができないレベルになるようですね。

しかし、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、ソフトバンク回線を使用します。通信速度の低下を心配する必要はありません。安定感もあり、ストレスなく使用できるでしょう。

Yahooプレミアムの特典が無料

ワイモバイルはソフトバンク系列ということであり、Yahooとのつながりもあります。Yahooプレミアムというサービスをご存知でしょうか。

Yahooプレミアムは、月額462円(税抜)の有料サービスです。会員になると、ヤフーショッピングの利用でポイントが多くもらえたり雑誌やマンガの読み放題サービスが使えたりします。

飲食店などので使えるクーポンの利用も可能です。魅力が豊富なYahooプレミアムが、ワイモバイル契約者は月額料金が無料です。これは大きなメリットではないでしょうか。

日常生活で利用できるサービスが使いやすくなります。なお、Yahooプレミアムの詳細は公式サイトを参考にしてください。

ワイモバイル契約時のYahooプレミアムについて

通話料金とデータ通信料金がセットでわかりやすい

大手キャリアで携帯電話の契約すると、いろんなプランがあります。私たちの希望に合わせやすいのは魅力ですが、プランがわかりにくいと思った経験はないでしょうか。

もちろん、店舗の店員に聞けばわかりやすいですが、どれにすればいいかわからなくなることもあるでしょう。大手キャリアの料金プランは、すでに述べたように通話料とデータ通信料、オプション料金から成立します。

通話プランとデータ通信プランを別々にチョイスすることがほとんどで、迷いが生じやすいかもしれません。しかし、ワイモバイルは通話料とデータ通信料がセットになっているプランのみです。

プラン数も3つですから、迷いなく選べます。格安SIM業者は、「データ通信のみ」「通話のみ」というプランを扱っていることもありますが、ワイモバイルはセットですのでわかりやすいです。

利用料金が安い

冒頭から何度か申し上げているように、格安SIM・格安スマホは料金の安さが大きなメリットです。格安SIMや格安スマホが安い理由は、業者が独自の基地局を持たないため維持費用が不要だからです。

大手キャリアの通信回線を借りるため、キャリアに対しての利用料は支払っていると思います。しかし、莫大な費用をかけて基地局を維持する必要がないので、利用者の料金を安く設定できるのです。

ショップがある安心感

これも前述のとおりですが、格安SIMや格安スマホを取り扱う業者の多くは店舗を構えていません。契約を行うときもインターネット上で行うことがあり、慣れていないと希望通りに進められるか不安なものです。

ワイモバイルであれば、実店舗が各都道府県にあります。スタッフと直接対面できるのは、安心できますね。

キャンペーンが多い

先ほど、Yahooプレミアムのサービスが受けれるとお伝えしました。また、割引に関しても紹介しています。ワイモバイルと契約することで、他にもキャンペーンをしています。

例えば、ワイモバイルに契約する際にこれまで使っていた機種を下取りに出すと、利用料金からの割引が入ります。そして、キャッシュレス決済で勢いのあるPayPay(ペイペイ)で還元されるキャンペーンもあります。

時期によりキャンペーンは変わりますが、豊富な内容で打ち出しています。その時々でキャンペーンを確認して、ワイモバイルに契約すると得しますよ。

ワイモバイルのキャンペーン情報

総合的に考えるとソフトバンクユーザーと変わらない

私はソフトバンクで契約していた1台をワイモバに変えたわけですが、率直な感想をいうとソフトバンクユーザーと変わりませんね。

通信速度もソフトバンクと大きな差はありませんし、キャンペーンの多さや割引、利用料金を考えるとソフトバンクで契約して使っているような感覚です。

ワイモバイル(Y!mobile)のデメリット

ワイモバイルの契約には、メリットだけではなくデメリットもいくつかあります。私が思うデメリットは、以下の4つです。

他の格安SIM業者よりも若干高い

格安SIM、格安スマホは利用料金の安さがメリットですが、ワイモバイルに関していうと他の業者よりも少し高いです。

ワイモバイルの場合、割引を一切利用しないとSプランは2680円です。データ通信はキャンペーンを利用すると4GBに増やせますが期間が終わると3GBに戻ります。

他の業者を調べてみると、3GBのデータ通信プランでは1500円前後で利用できるところが多いです。業者選びによって、同じような契約プランで1000円くらいワイモバイルが高くなります。

ただし、個人的な意見をいうと通信速度が遅くなるなどの使いにくさがないことを考えれば、1000円くらいは高くないと思えます。

大容量のデータ通信ができない

格安SIMや格安スマホの契約で色々と調べるとわかりますが、30GBや50GBなど大容量の契約はできません。大容量のデータ通信プランを扱う業者がないわけですね。

ワイモバイルもデータ通信増量キャンペーンを使っても、Rプランの17GBが最大です。25GBや30GBのプランを取り扱う業者はあっても、全ての業者ではありません。

4G回線は、どうしても契約容量を超えると低速になったり使いにくくなったりします。5Gになると環境も変わると思いますが、現状では格安SIMや格安スマホでデータ通信の大容量プランは利用できません。

機種のラインナップが少ない・最新機種は購入できない

ワイモバイルで契約するときに、機種の購入もすることが可能です。しかし、ワイモバイルで購入できる機種はラインナップが少なく、最新機種ではありません。

2020年1月時点で、iPhone(アイフォーン)は「iPhone7」と「iPhone6S」のみの取り扱いです。Android端末も数世代前のモデルになります。

最新の機種を格安SIMで使いたいならば、機種を自分で別ルートから購入してSIMだけを契約するしかありません。ちなみに、iPhoneであればアップルストア(通販サイトもあり)のほうが安く購入できます。

参考までにソフトバンクと比較すると…

●iPhone11(64GB)の価格
ソフトバンク…89280円
アップルストア…82280円

7000円ほどの違いですが、安く買えるのはアップルストアです。なお、アップルストアの商品を買うときには分割払いが可能です。

24回までの分割回数ならば、金利なしで購入できます。オリコのショッピングローンを利用することになるので、審査はありますがクレジットカードが問題なくつくれる人ならば大丈夫でしょう。

このように、新しい機種で格安SIMを契約するには、端末だけを自分で用意する必要があります。

参考:Apple Storeのショッピングローンについて

機種を分割契約すると料金のメリットを感じにくい

ワイモバイルでは型落ちした機種ではありますが、端末の購入ができます。その際に端末代金を分割支払いにすると、料金面でメリットを感じにくくなります。

私もソフトバンクで割賦契約したXperiaをワイモバイルに番号移行したので、分割金を今後も支払います。ですから、通常よりも2000円ほどは余分に費用がかかっているわけですね。

ワイモバイルで取り扱う機種は新しい機種ではないでの、割賦金額もおさえられます。しかし、端末の分割金が2000円程度になると、料金面でメリットを感じにくくなることがあります。

私がワイモバイル(Y!mobile)をおすすめしたい人

ここまで、ワイモバイルに関して私の体験談をもとに色々と書いてきました。その内容を踏まえて、ワイモバイルをおすすめしたい人は以下になります。

・ソフトバンクから格安SIM・格安スマホを検討している人
・格安スマホを安定した通信速度で使いたい人
・店舗でショップスタッフの話を聞きたい人
・2台目のスマホ契約を考えている人
・データ通信をさほどしない人
・とりあえず今の携帯料金よりも安くしたい人

ざっくりとですが、以上がワイモバイルをおすすめしたい人です。ワイモバイルのメリットを理解してもらえると、自分にワイモバイルが適しているかみえてくると思います。

格安SIMや格安スマホ初心者であれば、ワイモバイルで使い勝手を確認してみてはどうでしょうか。そこから知識をつけていって、別の格安SIM業者を選んでみてもいいでしょう。

格安SIM・格安スマホの賢い契約方法

最後に私なりの視点ですが、格安SIMや格安スマホの賢い契約方法を紹介します。

・端末は業者で購入しない
・通話プランのみ、データ通信のみなどのプランを理解する
・余ったデータ容量が繰り越せるかを確認
・支払い方法は基本的にクレジットカード
・どれくらいの通話時間、データ通信量を使っているか振り返る
・大手キャリアでどの回線を使っているかを確認

以上を踏まえたうえで格安スマホや格安SIMを契約しましょう。端末を業者で購入すると、分割契約を視野に入れることがありますね。そうすると、利用料金が高くなるのであまりおすすめしません。

ワイモバイルは通話料とデータ通信料がセットのプランしかありませんが、他の業者には通話ができないSIMや通話とデータ通信ができるSIMを扱う場合があります。

それなりに通話をしたい場合は、通話対応の格安SIMを選んでください。また、1カ月のデータ容量を使い切らなかったときに、繰り越せる業者なのか、繰越プランがあるのかもチェックした方がいいですね。

ワイモバイルは契約プランのデータ通信容量を使い切らなかったとしても、翌月に繰り越すことはできません。業者によって、残ったデータ容量の一部を繰り越すことができます。その点も念のため確認しましょう。

それから、支払い方法も理解しておいてください。ワイモバイルは口座振替かクレジットカードのいずれかで料金の支払いができます。ところが、ほとんどの格安SIM業者はクレジットカードの支払いにしか対応していません。

クレジットカードを持っていない人は新規作成をしてから格安SIMを契約するか、口座振替に対応する業者を選ぶ必要があります。

契約する前には、これまでの使用状況を振り返ることもポイントです。極端ですが、動画視聴などを頻繁に行うのに格安SIMを契約すれば、データ容量の追加費用がかかるでしょう。

月々、どの程度のデータ通信料なのかをしっかりと振り返って、それにマッチするプランの選択をしてください。通話に関しても1回あたりの通話時間が長い人は、格安SIMに向かない可能性があります。

ワイモバイルのように、「国内通話なら10分まで無料」という業者が多いので、それを目安に考えましょう。また、業者によって大手キャリアのどの回線を使うか選択できることがあります。

よほどの山間部などでなければ、どのキャリアの通信もできると思います。しかし、念のため契約後に主に使用する場所が大手キャリアの電波がカバーしているかチェックするのも有効です。

ワイモバイル契約後の私の使用事例

参考までに、私がワイモバイルに契約した後のスマホの使用方法を紹介します。

●1台目:iPhoneX(ソフトバンク)
50GBのデータ通信容量で契約中なので、テザリングをオプションでつけました。出先でWi-Fiルーターとしても使います。あとはプライベート用として、データ通信メインで利用します。

●2台目:Xperia XA2(ワイモバイル)
主に仕事用の通話専用として利用します。(日頃のデータ通信容量が少なく、10分までの国内通話が無料のため)出先ではiPhoneのテザリングを活用したデータ通信にします。自宅はWi-Fiが飛んでいるので動画視聴なども問題ありません。

以上のように使い分けをします。これも個人的な意見ですが、「データ通信用(大手キャリア)」と「通話用」(格安SIM)で、を使い分けるのもいいかと思います。

もちろん、ケースバイケースですが私の場合、通話時間がそこまで長くないのでそのような使い分けになっています。参考にしてください。

ワイモバイル(Y!mobile)などの格安SIM・格安スマホを利用しよう

この記事では、私の体験をもとにワイモバイルの魅力や注意点をお伝えしてきました。携帯電話は生活必需品ですので、料金面や使いやすさを考えたいものです。

特に格安SIMや格安スマホは多くの業者があり、選び方に迷うと思います。格安スマホが初めてであれば、本記事を参考にしてワイモバイルを検討してみてはどうでしょうか。

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