野球の国際大会、ワールドベースボールクラシック(WBC)が開幕します。
過去3回行われたWBCですが2度、優勝している日本。
前回大会(2013年)は優勝を逃しています。リベンジをかけて今回の大会には期待したいのですが…。
対外試合5試合で2勝3敗と仕上がりに疑問を持つような内容になっていますね。
期待された選手の大谷翔平が参加辞退。
さらに、開幕直前になって捕手の嶋基宏は怪我から参加辞退。
対外試合の結果に合わせて暗い話題が多いような気もします…。
激闘を制して優勝した2009年大会では松坂大輔やイチロー、岩村明憲などバリバリのメジャーリーガーが招聘されました。
今大会は外野手の青木宣親のみがメジャーから参戦しています。
ほぼ、日本国内の選手で戦うことになるわけですね。
WBCは4チームずつ4つのグループに分かれて予選ラウンドを戦います。
日本はキューバ、オーストラリア、中国と同じグループ(プールA)になります。
上位2チームが2次予選に進み、プールBの上位2チームと戦うことになります。
これは個人的な意見ですがプールAの戦いも厳しいものになるかもしれません。
まず、キューバが難敵になります。
キューバ代表には日本球界でも活躍したデスパイネ(元ロッテ、今季からソフトバンク)やセペダ(元巨人)らもいます。
しかし、西武との強化試合では完封負けに終わっています。
西武の監督、辻発彦は脅威を感じなかったとコメントしていましたね。
それだけを聞けば勝てそうな気もしますが日本代表も胸を張っていい状態とは言いきれません。
キューバと日本は過去10年だけをみると6勝2敗と勝ち越しています。
ただ、2013年の予選ラウンドでは敗北を喫しています。
要注意の相手です。
オリンピックで野球が競技として行われた5大会のうち3大会が金メダル。残り2大会は銀メダル。
野球大国といっても過言ではありません。
次に注意すべきはオーストラリア。
バリバリのメジャーリーガーはいないもののマイナーに所属する選手も幾人かいるようです。
阪神とも強化試合を行い完封負けを喫するもののストレートに強いと金本監督は語っています。
そしてそして覚えているでしょうか…。
アテネオリンピック(2004年)では準優勝をしているんです。
日本はその年からオールプロで臨んだにもかかわらず負けています。
プロリーグがないオーストラリアはプロになるにはアメリカやアジアへ渡るしかありません。
この国際舞台を自分の名前を売るチャンスと考える選手も多いはず。
ハングリーな選手たちが集まれば脅威になると思います。あなどれません。
最後になりますが中国。
オリンピックでは金メダル数でトップクラスの中国。
スポーツでは実績のある国ですが野球に関してはまだまだ後進国という印象。
前回大会でも日本は中国と同じA組で対戦しています。
圧倒的な差を見せつけると思いきや5-2と辛勝。
なめてかかると痛い目を見ることも…。
投手陣は手薄かもしれませんが野手陣ではマイナー契約ではあるものアメリカでプレーしている選手もいます。
一部では中国史上最高のチームといわれることも。
油断はできません。
手ごわいチームが日本の前に立ちはだかります。
個人的な意見ですが短期決戦ですのでやはり、投手陣がカギを握ると思います。
大谷翔平がいない日本代表で一抹の不安はありますが…。
楽天の則本や巨人の菅野、阪神の藤波らが軸になって先発をしていくと思っていました。
しかし、3/7、初戦のキューバ戦にはロッテの石川の先発が濃厚と報じられています。
石川は最速152キロの直球にシンカーやカーブを打者によって投げ分けてリズムをつくる投手。
フォームも安定している投手で大崩れもしない特徴があります。
2016年シーズンでは14勝5敗の好成績で防御率のタイトルを獲得しています。
また、完投完封の数もリーグトップでした。
大崩れがない石川を開幕に登板させるのは個人的にも賛成ではあります。
石川には注目していきましょう。
他には各球団を代表する中継ぎ、抑え投手がいます。
日本ハムの宮西、オリックスの平野、西武の牧田、ヤクルト秋吉。
守り勝つ野球をしてほしいのでこれらの投手も重要な役割を担うと思っています。
私は投手陣に注目して今回のWBCをみていこうと考えています。
3度目の優勝を、ぜひ、果たしてほしいですね。
ちなみに私は3/7のキューバ戦を東京ドームで観戦してきます!
観戦記録でご報告いたします。
(追記)観戦記録は以下からお読みください
初めての国際試合観戦!WBC日本VSキューバは大いに盛り上がった試合
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