WBCも日本は快進撃を続けて6連勝で決勝ラウンドに進出を決めました。
結束力やチーム力が試合を重ねるごとに良くなってきていますね。
この勢いのまま準決勝の戦いにも期待をしてみましょう。
日本と同じプールEを2位通過したオランダ。
私は個人的に不気味な存在だと思っています。
日本との戦いではタイブレークまでもつれ込みました。紙一重の勝負でした。
前回大会の2013年と今大会もベスト4に残る結果を出しています。
監督はヤクルトでもプレー経験のあるミューレン。コーチには楽天で活躍したA・ジョーンズもいます。
そして、4番を務めるバレンティンは誰もが知るヤクルトの主砲でもあります。
日本プロ野球のシーズンホームラン記録も更新しました。
オランダの選手にはメジャーでプレーする選手もいる中で日本球界所属のバレンティンが4番を務めています。
嬉しいような驚異のような複雑な心境ですね。
でも、日本との試合の時に日本選手と混ざって準備体操をしていたのは面白かったです(笑)
そのバレンティンですが2次ラウンドを通じてのMVPに選ばれています。
2次ラウンドでは13打数8安打3本塁打10打点で打率.615の圧倒的な成績と存在感を見せつけました。
日本戦でもポール直撃のホームランを打っています。
長丁場のペナントレースでは見せることがない興奮した姿も垣間見れています。
やはり国を背負うとモチベーションが違うんでしょうね…。
日本との試合、さらには翌日の試合でも大暴れしたバレンティン。
威圧感はもともとあるバッターですがこれだけ固め打ちできる集中力はすさまじいと思います。
バレンティンについて少し調べなおすと…。
ヤクルトがリーグ優勝を決め、セリーグのクライマックスシリーズを勝ち上がった2015年。
クライマックスシリーズでは打率.333とまずまずの成績だったもののソフトバンクとの日本シリーズでは打率.176と大ブレーキ。
主砲ということでかなり研究されたことでしょう。
クライマックスシリーズでは目を見張るほどの活躍という印象がありません。
WBCの2次ラウンドでの爆発力をみると準決勝も強豪国を脅かす存在ですね。
バレンティンはメジャーでのプレー経験もありシアトルマリナーズ時代にはイチローともチームメイト。
メジャーの野球も日本の野球も経験しているバレンティンはオランダの中心選手といて準決勝も期待がかかります。
前回大会では準決勝で優勝国のドミニカと1-4で惜敗。
野球後進国と思われるオランダですがメジャーで活躍する選手もいます。
シナモンズはエンゼルスに所属する選手でショートのポジションにおいてゴールドグラブ賞を2度も受賞する名手。
バレンティンとともに打撃陣を引っ張るのはレッドソックスに所属するボガーツ。2016年シーズンは打率.294、89打点、21本塁打をマークする素晴らしいバッター。
ヤンキースのグレゴリアスはジーターの後釜として実績を積んでいる選手。
スコープという選手はオリオールズで2016年シーズン、162試合フル出場して25本塁打を放っています。
投手陣ではドジャースの絶対的な守護神、ジャンセンが準決勝からチームに加わります。
その他、マイナーリーガーも多数所属しているオランダ代表。
その実力はメジャーリーガを多数要するドミニカやプエルトリコ、アメリカ、ベネズエラにも引けを取りませんね。
2次ラウンドのキューバ、イスラエルとの試合ではいずれもコールド勝ち。
爆発力と選手たちの実績を考えると不気味な存在ですね。
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