敬老の日は毎年9月の第3月曜日。
長い間、家族を支えてきたおじいちゃんやおばあちゃんに、感謝の気持ちや長寿の気持ちを込めてプレゼントを考えていることでしょう。
また、プレゼントには手紙に気持ちを書いて渡してみませんか?
手紙をもらうと心に残るはずです。
とは言ってもどんなことを書けばいいか思い付かない…。そんなこともあるでしょう。
今回は手紙やメッセージカードを書くときの文例を用意しました。
ぜひ参考にして、最高の手紙を送ってみましょう
Contents 目次
敬老の日に使いたい言葉
敬老の日は年長者、お年寄りの方への敬意はらい、これまでのご苦労や勤めを労う意味があります。
また、これからの長寿や長生きを願う日でもありますね。
そう考えると、やはり定番ですが「ありがとう」や「おめでとう」がふさわしい言葉ではないでしょうか。
これまでのご苦労や家族、社会への貢献を考えて「お疲れ様でした」もいいでしょう。
そして、これからも健康で長生きをして欲しい想いを伝えるのであれば、「これからも元気で過ごしてください」という言葉を選びたいところです。
「これまでいつもありがとう、長生きしてね」
こんなメッセージは入れておきたいフレーズです。
そのほか、日頃のおじいちゃんやおばあちゃんとの楽しい思い出や心に残っていることを、書き出してみると喜びが増すかもしれません。
感謝を表す言葉、これまでのご苦労を労(ねぎら)う言葉、思い出話、これからも長生きしてもらいたい気持ち…。
それらをうまく入れ込んで、最高の敬老の日の手紙にしていきましょう。
手紙を送る場合の注意点
手紙やメッセージカードをプレゼントするときには、注意点があります。
それは、一般常識的を考えれば自然にわかると思います。
念のために、具体例を記載しておきますね。
まずは、いくら高齢になったとしても「年寄り扱い」はしないことです。
手紙の文面でも「もう〇〇歳なので…」といった内容は避けておきましょう。
普段は冗談のように「歳なんだから…」と話をしているとしても、敬老の日には感謝や長寿の言葉を選ぶべきでしょう。
それから、使うべきではない言葉は以下のような「死」、「病気」をイメージさせてしまう言葉になります。
「死、病気、衰え、曲がる、倒れる、枯れる、寝る、切れる…」
ネガティブ、否定的な言葉は手紙やメッセージカードには入れないようにしましょう。
敬老の日はお祝いの日ですから、ネガティブな内容には気をつけてください。
おすすめ文例
それでは、これまでまとめてきたことをもとに、おすすめの文例を紹介します。
手紙を送る側も様々です。(孫から、子供から、施設の職員から…)
パターン別にいくつか文例を紹介することにします。
孫から祖父母へ
おじいちゃんやおばあちゃんにとって、「孫」から手紙をもらうことには感慨もひとしお。
お孫さんから手紙を贈るには以下のような文例がおすすめです。
文例①
おじいちゃんへ(おばあちゃんへ)
いつも、遊んでくれたりお菓子や料理を作ってくれてありがとう。
これからも一緒にびたいです。
体に気をつけて長生きしてください。
少し小さいお子さんであれば、この文例くらいでもちょうどいいですね。
設定としては近くに住んでいる、一緒に住んでいる場合です。
日頃、お世話になっている具体的な内容も含めてみましょう。
文例②
おじいちゃんへ(おばあちゃんへ)
元気で過ごしていますか。
最近は仕事で忙しく、しばらく会えていませんが僕(私)は元気でやっています。
それも毎月送ってくれる美味しいお米や野菜のお陰だと思います。
まだ残暑が厳しいですが、季節の変わり目になります。
健康には気をつけてお元気にお過ごしください。
この文例は社会人になって、普段は祖父母と離れて暮らしている設定です。
なかんか会うことができないことも想定して、自分の近況やおじいちゃん、おばあちゃんの健康を気遣う内容を入れてみてください。
文例③(メッセージカード編)
「これからも健康に気をつけて元気でお過ごしください 。」
「いつも、気遣ってくれてありがとう。いつまでも元気でいてね。」
「いつも、心配かけてごめんね。これから寒くなるから体には気をつけてね。」
「おじいちゃん、おばあちゃん、いつまでも元気で長生きして下さい。」
プレゼントにメッセージカードを添えて(そえて)渡すには簡単な内容でも構いません。
一言でもいいので「ありがとう」、「これからも元気でいてね」という感謝と長寿を願う言葉を入れましょう。
子から親へ
親からしてみると、子供が何歳になっても子供を気にかけています。
そんな大事な両親に対して、敬老の日に手紙を書いてみてはどうでしょうか。
文例①
敬老の日、おめでとう。
まだまだ元気に頑張って欲しいけれど、体には気をつけてください。
せっかくの機会なので、感謝の気持ちを伝えます。
こちらがいい歳になっても頼りにしています。
そして、いつも困った時相談に乗ってくれてありがとう。
普段口に出して言えないけどすごく感謝しています。
これからもよろしくね。
普段、同居していると面と向かって感謝の言葉をいう場面は少ないかもしれません。
敬老の日には想いを手紙にしてみてください。
いつもは口に出せない言葉でも、手紙やメッセージカードなら書くことができるでしょう。
文例②
お父様、お母様
いつも私たちを気にかけてくださりありがとうございます。
まだまだ未熟な私たちですので、お父さんとお母さんから
教わることも多く、感謝の気持ちしかありません。
そして、私たちの子供の面倒もみてくださりありがとうございます。
おかげで仕事に精一杯励むことができています。
今日はその感謝を込めて手紙をお渡しします。
喜んでいただけたら幸いです。
暑かった夏ももうすぐ終わり涼しい季節になります。
どうかお体には気をつけて下さい。
これからも宜しくお願い致します。
この文例は義理のお父さん、お母さん向けに書く設定です。
実の子供ではないので、少しかたい感じになりますが参考にしてみてください。
メッシージカードになると書けることも限られますので、手紙にするのがおすすめです。
もし、メッセージカードにする場合には「いつもありがとうございます」、「これからもお体に気をつけてお過ごし下さい」といったように目上の方へ対する言い方、言い回しにしましょう。
「いつもありがとう」、「体に気をつけてね」と書くと少し敬意が足りない感じもします。(場合によりますので贈る側の判断になるとは思いますが…。)
介護施設などの職員から利用者へ
敬老の日とはいっても介護施設や老人ホームで過ごす方もいます。
その場合、職員の方から利用者へメッセージを贈ってあげてくださいね。
文例
敬老の日おめでとうございます。いつも元気で素敵な笑顔に癒され、エネルギーをいただいています。
今日は、感謝の気持ちを込めてお祝い致します。
健康で敬老の日を迎えられ、心よりお喜び申しあげます。
私たちは、いつも皆さんにお話に多くのことを学ばせて頂いております。
これからもお元気で過ごしていただき、どうぞ、よろしくご指導ください。
利用者さんそれぞれで文面を変えることがあるかもしれません。
文面を個々で変えるなら、日頃の出来事や思い出を入れてみてください。
皆さんに同じ文面を送る場合は、上記を参考にしてください。
やはり、目上の方ですので敬語、最大限の気配りをしている文面が望ましいです。
何歳から敬老の日を祝う?
敬老の日に関して色々とお伝えしていますが…。
「何歳から敬老の日を祝うのか」
「60歳になったら還暦だし敬老の日にプレゼントを渡したり、お祝いをしてもいいかな…。」
そんな風に思っていますが、老人福祉法という法律では「65歳以上」を老人と定めています。
考えてみると、年金支給も現在は65歳、定年の年齢も65歳まで引き上げている企業もあったりしますね。
それから、世界保健機関(WHO)では65歳以上を「高齢者」と定義しています。
65歳以上であれば、敬老の日のお祝いをしても問題なさそうですね。
とはいっても、現在の60代の方々は元気でバリバリ働く方もいます。
年寄り扱いされて敬老の日をお祝いされるのに嫌悪感がある方も…。
何歳からお祝いするかの線引きは難しいこともあると思いますが、大事なのは感謝の気持ちを伝えること。
「いつもありがとう」
その気持ちを手紙やメッセージカードに書いて渡してみましょう。
最後に
敬老の日に手紙を書こうとしている方も多いでしょう。今回は様々なパターンの文例を紹介しました。
大事なことは感謝の気持ちを伝えることです。
さあ、手紙を書きましょう!
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