秋篠宮家の眞子様(眞子内親王)が、小室圭さんとの結婚にあたり支給される一時金を辞退しました。
この「一時金」に関して、いろんな意見がでていますね。
本記事では、皇族の一時金やその金額、使い道などについてご説明します。
今後の報道等の参考にしていただけると幸いです。
皇室の一時金とは?
まずは皇室の方に支払われる一時金についてご説明します。
宮内庁のホームページでは、皇室の経済に関しての記載がありました。
そのなかで一時金は「皇族費」に分類されています。
皇族費というのは、「皇族としての品位保持の資に充てるためのもので、各宮家の皇族に対して年額により支出されます」と説明がありました。
また、「皇族が初めて独立の成形を営む際に一時金として支出されるものと皇族がその身分を離れる際に一時金として支給されるものもあります」との記載も。
眞子様の場合は、小室圭さんという一般の方との結婚をして皇室を離れるため、一時金の支給が持ち上がったわけですね。
皇室を離れても皇族だったということで、その品位を保ためという見解が妥当なところでしょうか。
参考:皇室の経済|宮内庁
一時金の金額の決め方
眞子様のように皇室から離れて一般の方と結婚する際は、3段階の計算から一時金を算出します。
1.眞子様が独立して生計を営む場合の皇族費の算出:1525万円
(独立の成形を営む内親王については、定額の二分の一に相当する金額)
2.一時金の額は独立の生計を営む皇族について算出する年額の10倍に相当する額を限度とする:1億5250万円
3.限度額を支給するかどうか、皇室経済会議で決定する
以上のような流れになります。
しかしながら、眞子様は結婚に批判的な国民感情等に配慮して、この一時金を辞退しました。
戦後に一時金の支給を辞退するのは初めてのこと。
参考:皇族経済法
過去の一時金の支給事例
眞子様は自らに支給される予定の一時金を辞退したわけですが、過去には多くの皇族の方が一時金を受け取っています。
最近の事例でいうと、2005年にご結婚された黒田清子(清子内親王)さんは満額の1億5250万円が支給されました。
また、2018年にご結婚された守谷絢子(高円宮家・三女)さんにも満額の1億675万円が支給されています。
一時金の使い道は?
皇族を離れる場合には、一時金として1億円以上のお金が支給されます。
そうなると、気になるのは使い道ではないでしょうか。
支給された一時金については、特に使用用途が定められているわけではなさそうです。
前述した黒田清子さんの場合は、結婚の翌年に新築マンションを購入したとみられています。
購入金額の3分の2を黒田清子さんがキャッシュで負担して、残りの3分の1を夫である黒田慶樹さんが負担したとのこと。
黒田清子さんは一時金の全てを使わず、蓄えにも回してマンションはローン返済。
黒田慶樹さんは東京都の職員であるため、安定的で堅実な生活を送ることができるでしょう。
一方の眞子様は一時金をもらわず、さらに物価が高いニューヨークでの暮らしを送るとなるため、小室圭さんの収入に頼るところが大きくなるかもしれません。
親である秋篠宮殿下が支援をすることも考えられますが、一定額を超える金額に関しては国会を通す必要があり、自由に授受ができません。
そのため、真子様のニューヨークでの結婚生活はどうなるのか、心配している方も多いでしょう。
一時金について理解してみよう
皇室から離れる場合、黒田清子さんや守谷絢子さんのように一時金が支給されます。
一時金は皇族費として、皇族としての品位などを保ために支給されるお金です。
眞子様は小室圭さんとの結婚にあたり、世論などの影響から一時金を受け取りません。
今後も一時金に関して、報道されることもあるでしょう。
この記事を機会にして一時金への理解を深めてみてください。
なお、女性皇族に関して興味深い書籍を見つけましたので、紹介します。
愛子さま、眞子様、佳子様に関して、書かれてあります。
気になる方はは、ぜひご拝読あれ。
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