私はiPhoneを使っています。2018年12月にiOSのアップデートを行った後、iPhoneのゴーストタッチが起こるようになりました。自分なりの改善策を実施しながら1ヶ月ほど使っていましたが、全く変化なし…。
「もう修理に出そう」と決断して2019年1月下旬にアップルへ修理依頼をした流れをお話ししたいと思います。
Contents 目次
iPhone(アイフォーン)アップデート後にゴーストタッチが起こるようになった
iPhoneをお使いの方はご存知だともいますが、iOSのバージョンアップが行われると、アップデートの通知の表示があります。
ユーザーによってすぐにアップデートをするのか、少し待ってからアップデートを行うかは別れるようです。
私の場合、アップデートの通知が表示されたらすぐに実施するタイプです。2018年12月中旬にバージョンは忘れましたがアップデートができるとの通知を確認。
いつものようにアップデートを行いました。
ところが、しばらく使っていくうちに、いわゆる「ゴーストタッチ」の症状が現れるようになりました。
ゴーストタッチとは例えば文字入力の画面で打ち込んでいないのに勝手に文字が入力されたり、ブラウザを立ち上げているときに勝手にページが開いたりする現象です。
iPhone使用歴は割と長いのですが、ゴーストタッチの経験はなかったので正直ビックリしました。
「アップデート後の初期症状なのかな…」と思いつつ、使用を続けていましたが症状の改善はありませんでした。
ゴーストタッチの改善策を自分で行っても効果なし(バックアップ、初期化、復元)
ゴーストタッチの症状が改善されないので、色々と自分なりに調べて改善策を実行してみました。行った内容は以下になります。
- 再起動
- バックアップを取り、復元
おそらく、iPhoneの内部的な不調(画面の割れなど外的故障以外)の改善策を調べると「再起動」、「バックアップを取ってからの復元」はもれなく提示されているでしょう。
バックアップの取り方は「設定」、「ユーザー名(Apple ID)」、「iCloud」、「iCloudバックアップ」、「今すぐバックアップを作成」の順番に進めればOKです。
ただし、iCloud(アイクラウド)にバックアップを取るときは容量が5GBでは足りないかもしれません。
iCloudは無料で使える容量が5GBまでですので、せめて次のグレードである50GBまでは契約しておくほうがいいです。(月額130円)
iCloudの容量を買い増しするときは以下のページから行ってみてください。
iCloud ストレージの容量を買い足す – Apple サポート
個人的な意見ですが50GBに増やせばかなりのデータを保管できますし、月額料金も安いので買い増しをおすすめします。
iTunes(アイチューンズ)でバックアップを取る方法もありますが、iCloudで実行するほうが作業は楽です。ただ、念のためにアイチューンズでバックアップを取る方法の参考ページも紹介しておきます。
iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法 – Apple サポート
バックアップを作成したら、iPhoneの初期化(工場出荷状態に戻す)作業を行います。初期化の作業もiPhoneの操作で可能です。
初期化の手順は「設定」、「一般」、「リセット」、「全てのコンテンツと設定を消去」、「iPhoneを消去」の順にタップします。
「消去」と書かれると少々不安になりますが、心配はいりません。バックアップを取っていますから。
初期化が完了するまでは少し時間がかかるので、気長に待ちましょう。初期化が終わったら、ベックアップデータを復元します。
画面に従ってバックアップを取った場所からデータを復元していきます。
画面には「iCloudバックアップから復元」、「iTunesバックアップから復元」などと選べるようになっています。自分がバックアップを取った方法で復元していきましょう。
復元方法もApple(アップル)の公式サイトにわかりやすく書かれています。iCloudにバックアップを取ったときは「iCloudバックアップ」をタップするだけです。
iPhone、iPad、iPod touch をバックアップから復元する – Apple サポート
以上のような流れでバックアップから復元まで実行しましたが、ゴーストタッチの症状はいっこうに改善されず…。
もちろん、再起動でも治りませんでした。
iPhoneの修理を決断、アップルへの問い合わせ
ゴーストタッチの症状発生からひと月程度は我慢して使っていましたが…「もう我慢できない」と考えてアップルへ問い合わせをしました。
修理依頼はアップルのサイトからも申し込めますが、手間になるので電話での申し込みがスムーズだと思います。(電話番号0120-277-535)
公式サイトではiPhone以外のアップル製品についてもサポートが選べるようになっています。
ラインナップから「iPhone」を選んで該当する内容からサポートの詳細を確認するようにしましょう。
私のようなゴーストタッチが問題なら「修理と物理的な損傷」をクリックして「ディスプレイが期待通りに機能しない」と進めばサポート内容が選べるようになります。
私は電話でオペレーターに相談して修理することになりました。
ちなみに、アップデート以後にゴーストタッチの症状が出た利用者は結構いるとのことで無料での修理となりました。
修理IDが発行されますからメモして保管しましょう。修理進捗の確認で使います。
最寄りのソフトバンクショップに代替え機を借りに行く
iPhoneの修理は当然のことながら機種本体を送るわけですから、手元に携帯電話がない状態になります。(修理は最寄りに正規プロバイダに持ち込み修理も可能)
私は2018年9月にソフトバンクに乗り換えていましたので、最寄りのソフトバンクショップに代替え機を借りに行くことになりました。
代替え機には幸いiPhoneがありました。代替え機を利用する前に、修理に出すiPhoneのバックアップを取り、代替え機で復元させる必要があります。
代替え機に復元させる前にSIMカードを修理に出すiPhoneから代替え機に移し替えるのを忘れずに行いましょう。
基本的にiPhoneを修理に出すのなら代替え機もiPhoneにしないと不便になります。最寄りの携帯キャリアショップにiPhoneの代替え機があるのか、確認してから向かいましょう。
クロネコヤマトの配達員にiPhoneを渡す
アップルのカスタマーセンターに問い合わせで修理依頼が完了するとiPhoneを配送することになります。
アップルからは「●月■日にクロネコヤマトの配達員さんが伺いますのでiPhoneを渡してください」と指示があります。
配達員さんにiPhoneを渡すときには以下の状態にしないといけません。
- スマホカバーを外す
- 液晶フィルムを外す
- 「iPhoneを探す」をオフにする
端的に言うと、iPhoneを購入時のような裸の状態で配達員さんに渡します。また、「iPhoneを探す」をオフにするのも忘れないようにしましょう。
オフにするには、「設定」、「ユーザー名(Apple ID)」、「iCloud」、「iPhoneを探す」と進んでいきます。
カスタマーセンターでクロネコヤマトの配達員さんが来る日時も決めますので、予定を確認してから手配するようにしてください。
配達員さんがくれば裸の状態のiPhoneを渡すだけです。引き換えに、小さめの受取票(?)が渡されます。
特に保管の必要はないと思いますが、私は修理が終わるまでとっておきました。
修理状況を確認してもステータスに変更がなく、アップルに問い合わせる
カスタマーセンターにと言わせた際には「10営業日以上で修理が完了してお届けします」と言われました。
修理に出したのは2019年1月22日ですから、「2月上旬くらいまでには届くだろう」と考えていましたが修理進捗を確認してもステータスに変更はなし…。
修理状況はアップルの公式サイトから確認できるようになっています。(Apple IDと修理IDが必要)
2月上旬に状況を問い合わせると「修理状況はカスタマーセンターではわかりません」と言われ、とりあえずもう少し待つことに…。
しかし、2月15日になっても修理完了のメールが届かないので、再度、問い合わせしました。
またしてもオペレーターからの回答は変わらず、「10営業日以上と言われたら、せいぜい2週間程度と思う、最初の伝え方が悪いのでは?」と伝えました。
無事にiPhoneが戻ってくる(3週間ほどかかった)
オペレーターに不満をぶちまけた数時間後…。
アップルからメールが届き、修理が完了したことを知ります。(私が不満をぶちまけたのはなんだったのだろうか…)
修理が完了すると画像のようなメールが届きます。私の場合、メールが届いた翌日に無事、iPhoneが戻ってきました。
修理を円滑に進めたいならアップルケア加入とクレジットカードを用意
なんだかんだで、iPhoneの修理には3週間程度の時間を要しました。
配送修理が推奨されていますが、AppleCare(アップルケア)に加入しているとスムーズに修理が可能です。
私のように修理工場に配送すると時間がかかります。
ところがAppleCareへの加入、さらに、クレジットカードがあれば2日程度で済みます。手配してもらうとクロネコヤマトの配達員さんが新たなiPhoneを持ってきてくれて、故障した機種との交換になります。(その際にクレジットカードで一旦決済する形?)エクスプレス交換サービスと呼ばれるものです。
AppleCareは延長保証のサービスです。通常は購入後1年間のハードウェア保証(機種やバッテリー、イヤホンなどの保証)と90日間の無償電話サポートがつきます。各種修理も加入していないよりもやすくなります。
AppleCareに加入するとそれらの期間が3年間に延長されます。加入には月々の料金が発生し、機種により金額も異なります。(650〜1000円くらい)また、AppleCareは機種の購入から30日以内に加入しないと、以後は加入できません。
iPhoneを新たに購入(機種変更など)した際にショプ店員さんから「AppleCareの加入はどうしますか?後からは入れません」と案内を受けたことのある方は多いでしょう。
先々の故障などに備えたいなら加入しておいたほうがいいでしょう。
iPhoneの修理には時間がかかる
ここまで、私がiPhoneを修理に出した一連の流れを紹介しました。結論として、iPhoneの修理には時間も手間もかかることがわかりました。
ただ、AppleCareへの加入やクレジットカードの用意ができるとスムーズに新しい機種に変更できます。(どんな場合もエクスプレス交換サービスが適用になるかは別問題ですが…)
一般的な配送修理には時間的な面で気長にみる必要があります。
■こちらの記事も読まれています
iPhone(アイフォーン)のモバイルバッテリーおすすめ5選!上手な選び方も紹介!
iPhoneのバッテリー交換は無料?パフォーマンスはどう変わる?
iPhoneおすすめアプリ10選!スキマ時間や暇つぶしに最適!
iPhoneの電池の減りが早すぎる!困っている人は必見!バッテーリを長持ちさせる方法
iPhoneを紛失した時の対処方法は?日頃からバックアップはとておいたほうがいい?
最新情報をお届けします
Twitter でフォローしよう!
Follow @zyouhouhasin47
この記事へのコメントはありません。