私はiPhone(アイフォーン)シリーズを使い始めてもう5年以上になります。現在、iPhone7を使っています。私の記憶が正しければ4台目のiPhone。私は適宜、機種変更しているのでそこまでの不具合を感じたことはありませんが、iPhone利用の知り合いで時々に聞くのが「バッテリーがすぐ減る」ということ。

私もiPhoneの電池の減りが速いと感じたことは当然あります。しかしそれは、アップデートの際の不具合でバッテリー自体に問題があったわけではありません。参考までに以下の記事を読んでもらえると幸いです。

 

iPhoneの電池の減りが早すぎる!!困っている人は必見!!バッテーリを長持ちさせる方法

 

アップデートなどでの不具合を除くと、何年か同じiPhoneを使っている人は私の知人のようにバッテリーの減りが気になるようです。そこで、私自身にとしても役立てるためにiPhoneのバッテリーに関して書いていこうと思います。今回は使い続けたバッテリーの交換に関して深堀していきます。

 

 

また、今回の話題からはズレますが、個人的にiPhoneは様々なデータのバックアップを取っておいた方がいいですね。実は今使っているiPhone7は…。「2台目」のiPhone7なんです…。詳細な内容を記事にして、私なりにバックアップの大切さを書いています。合わせて読んでもらえればと思います。

 

iPhoneを紛失した時の対処方法は?日頃からバックアップはとておいたほうがいい?

 

では本題に入っていきます!

 

iPhoneのバッテリー

iPhoneのバッテリーはリチウムイオンバッテリーと呼ばれるものになります。リチウムイオンバッテリーは速く充電でき、長持ちするという特徴があります。

iPhoneに限らず、アップルのリチウムイオンバッテリーが長持ちするのは充電の割合が80%までは高速充電、80%を超えるとトリクル充電といって電流を弱めて充電することで耐久年数を延ばす仕組みになっているからです。

このアップル(Apple)のリチウムイオンバッテリーに関しては公式サイトでも説明されていますね。一般的に、リチウムイオンバッテリーは500回ほど充電と放電を繰り返すと寿命に近づくとされています。

仮に毎日使用したとすれば1年半から2年ほどでバッテリーの交換が必要になる計算ですね。ですから、2年をこえて利用していればバッテリーの減り速いと感じるのは当然と言えば当然です。

 

 

iPhoneのバッテリーは自分で交換可能

iPhoneはアンドロイド(Android)のスマートフォンと違い、背面カバーが開けられるのかわからない見た目です。ですから、自分でバッテリーを購入して交換などはできなさそうに思えます。

ですが、実際は自分でiPhoneのバッテリーを交換できるようですね。自分でiPhoneのバッテリーを交換した人のブログを見てみましたが、バッテリーを数千円で購入し数種類の電子工具を用いて交換しているようです。

iPhone6s以前の機種に関して言うと、バッテリーと工具がセットになって販売されています。気になる方は以下のページをのぞいてみてください。iPhone4までの機種で交換セットが販売されていますよ。

 

iPhoneのバッテリー交換なら自分で修理.com

交換作業の手順を紹介している動画も用意されています。自分にできそうなのかをそこで判断してみましょう。動画を見る限り、そこまで難しくなさそうですが、無理は禁物です。

価格はiPhone6s版であれば2980円とお安くなっていますね。

 

 

バッテリーの無償交換が可能

自力で安価に交換できるiPhoneのバッテリーですが、作業が不安だったりする人もいることでしょう。できれば、業者に頼んでしっかりと交換したいと考える人もいるのではないでしょうか。

iPhoneのバッテリー交換に関して無償(タダ、0円)で行ってくれるサービスがあります。これは、アップル社の公式のサービスですのでご安心を。ですが、少し条件があるので、以下を確認してみてくださいね。

 

無償交換の条件

バッテリー交換が無償になるのは以下の条件のいずれかになります。

 

  • iPhone本体の保証期間内(Apple製品限定保証)
  • AppleCare+(アップルケア)の保証期間内

 

以上2点のうちどちらかでもいいので満たしている必要があります。条件を満たしていればどの機種も無償交換の対象になります。新規契約や機種変更で新しいiPhoneにした場合、本体の保証期間は1年になります。AppleCareに加入することでその保証期間を2年延長できます。

ですから、新機種にしてから最大3年間は無償でバッテリー交換できる時期があるのです。

自分がAppleCareに加入しているかなどの契約情報はApple社の公式ページからも可能です。本体のシリアルナンバーを確認し、入力すればすぐにAppleCareの加入状況が確認できます。

シリアルナンバーはiPhoneの場合、「設定」→「一般」→「情報」と進んでいき確認できますね。シリアルナンバーはこちらのページに入力してください。

私もシリアルナンバーを入力し、加入状況を確認しました。以下の画像が私のページです。

 

アップルケア 加入

 

最後の項目にチェックが入っているので、私は加入済みであることが確認できました。さらに、携帯会社ごとにマイページと言って契約状況が確認できるページがあると思います。そちらでも確認できるはずです。以下からログインしてみるのもいいでしょう。

 

au・マイページ

ドコモ・マイページ

ソフトバンク・マイページ

 

私はauで契約していますが、auの場合、料金明細から確認することになりますね。月々の料金明細で内訳をみていきAppleCareに支払っている項目があれば加入済みと言うことです。以下の画像は私のマイページのものです。

 

iPhone アップルケア

 

私は、紛失の経験から紛失オプションもつけています。AppleCareに加入するのなら、新規契約時、機種変更時にしておきましょう。

あとで加入したいと言っても契約してから30日を経過すると加入できなくなりますので。

 

無償交換対象外でも3200

本体の保証期間、AppleCareによる延長期間と言う条件を満たしていなくても機種によっては3200円でバッテリーの交換が可能となっています。以下の機種になります。

 

iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X

iPhoneSEとiPhone6シリーズ以降であれば3200円で交換してくれますので、先ほどの自力で交換する方法と同じくらいの値段ですね。注意が必要なのはこのサービスは2018年12月31日までになる点です。その期間をすぎると通常の交換費用の8800円になってしまいます。

バッテリーの持ちが悪くなったと感じているなら2018年中に交換することをおすすめします。

 

バッテリー交換は直営店などで行う

バッテリー交換をする場合、直営店かアップル正規サービスブロバイダーに持ち込むか配送によって修理に出すかになります。何れにしても、Apple IDが必要で公式サイト上からそれを使ってログインして情報を入力して最寄りの正規ブロバイダーを探したり、配送の手配をします。

以下のページから希望の修理方法を選んでクリック、Apple IDを入力して次に進んでいきます。

 

バッテリー交換・問い合わせページ

 

公式サイトで確認すると、修理に出した場合、配送修理なら3〜5営業日。直営店なら5営業日以内、正規サービスプロバイダーは4〜7営業日の時間がかかるとのこと。

直営店、正規サービスプロバイダーに持ち込みでバッテリー交換を持ち込んだ場合、代替え機の用意もあるようです。念のため、バッテリー交換をする前に以下のページのQ&Aを確認し、万全な状態で修理に出しましょう。

 

iPhone修理・Q&Aページ

 

 

バッテリー交換によるパフォーマンスの違い

晴れてバッテリー交換をするとこれまでより使いやすくなるのは当然のことですね。実際に、バッテリー交換前と後ではどれほどパフォーマンスに違いが出るのかも気になりました。そこで発見したのは面白い動画。

バッテリー交換前後でどれだけ処理能力に違いが出るかを比較している動画ですね。

 

画面左がバッテリー交換前、右が交換後の様子です。同じ操作をしていますが、処理の速が全く違いますね。ちなみに、2年くらい使ったバッテリーで操作しているのが画面左です。やはり、2年くらい使うとバッテリーか機種変更を検討する時期でしょう。

iPhoneバッテリーの寿命診断はアプリで可能

2年も同じバッテリーのまま使っているとパフォーマンスの低下が明らかなのはわかりました。しかし、何かと比較してみないと実感としてわかりません。

自分のバッテリーがどれほど劣化しているのかがある程度わかると、交換の目安がわかりやすくなります。そこで便利なのが、バッテリーの寿命を診断できるアプリです。

実際、私もダウンロードして診断してみました。そのアプリは「Battery Life」(バッテリーライフ)と呼ばれるものです。私が診断したら…。

 

バッテリーライフ

こんな感じで消耗レベルがわかります。この円グラフのゲージ(白い部分)がなくなるとバッテリーがかなり劣化、消耗していることになります。ダウンロードして置き、たまにはみてみるといいでしょう。

 

Battery Lifeのダウンロード

 

バッテリーを長持ちさせる方法

できるだけバッテリーの状態が悪くならないようにし、余計な費用もかけない努力は日頃の使い方でできます。最後に、バッテリーを長持ちさせる方法をいくつか紹介して置きます。

 

充電は残量が30%になってから

充電のサイクルは人によって異なるかもしれませんが、できるだけ避けたいのは「電池を使い切ってから充電する」ことです。一見すると電池残量がほぼなくなってから充電するといいような気もしますね。

しかし、放電深度と呼ばれるものが高くなり、バッテリーの寿命を縮める原因になります。放電深度とは聞きなれない言葉ですが、例えばフル充電状態を100%とし、50%の残量まで使えば放電深度は50%となります。

バッテリーの特徴からギリギリまで使って充電するよりも残量が30%くらいになってから充電する方良いとされています。そうすることで充電回数を減らすこともでき、バッテリーの劣化を防ぐことになるのです。

放電深度や充電サイクルで言うと、フル充電が完了しても充電器に接続したままiPhoneを使うのもよくありません。逆に電池残量が50%以下で「いつも」使っているのもよくありません。

ちなみに、フル充電の状態で使い続けることもダメなら、電池残量が0(ゼロ)の状態にしてしまうのもよくありません。残量0%のまま長い間放置するのも内部素材の劣化でバッテリーの寿命を縮めてしまいます。

難しいことかもしれませんが、バッテリーの寿命バランスと利便性から残量80%から20%の範囲で利用するのが理想とされています。

 

高温環境に放置しない

真夏の車の中にiPhoneを置き忘れた。そんな経験をした事はないでしょうか。リチウムイオンバッテリーは最高許容でも45度と言われています。

ですから、真夏の密閉されてる車の中に放置してしまうとそれだけでバッテリーの劣化が進むことになります。そして、多くの人はiPhoneにお気に入りのカバーをつけていると思います。

細かいことを言うと、カバーで覆ったまま充電すると本体に熱がこもりやすくなります。本体が熱くなった場合にはケースを取り外しましょう。本体の熱もバッテリーの劣化原因になっています。

 

モバイルバッテリーの活用

結局のところ、電池残量に気を配りながら「充電をこまめにする」ことが重要と言えます。そこで重宝するのはモバイルバッテリーです。最近は持ち運びに便利なモバイルバッテリーもありますので、カバンに一つ忍び込ませておいて小まめな充電をしていきましょう。

機種により、バッテリ容量が違うので一概におすすめのモバイルバッテリーをおすすめする事ができないのですが

 

ADATA 20000mAh モバイルバッテリー デジタルディスプレイ付き 1年間保証 AP20000D-DGT-5V-CBK

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この商品であればどのiPhoneシリーズでも使えそうなモバイルバッテリーと言えます。容量も大きいので「Plus」とつく機種でも十分と考えられます。

 

 

バッテリー交換情報を知っておこう

iPhoneのバッテリーは自分でも安価に交換できますし、保証期間内であれば無償での交換もできます。こういった仕組みを知っておけばできるだけ費用をかけずに快適な使い方ができます。

バッテリーの劣化をできるだけ抑える方法も実行して長持ちさせていきましょう。

 

 

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■今回紹介したモバイルバッテリー

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