雑感

羽生結弦が跳ぶ4回転はもはや当たり前の技?その種類を調べてみた!

スケート 四回転

平昌(ピョンチャン)オリンピックも半分をすぎた頃、歴史的な快挙を遂げたというニュースが舞い込んできました。

『羽生結弦選手が2大会連続金メダル』

2大会連続で金メダルを獲得したのは66年ぶりということもあり、日本をはじめ世界各地で羽生フィーバーが続いています。そこで、今回は男子フィギュアスケート界の絶対王者となった、羽生結弦選手について紹介していきます。

 

男子フィギュア界66年ぶりの連覇!

2月17日、開催中の平昌冬季オリンピック、男子フィギュアスケートで、羽生結弦選手が金メダルを獲得。

 

今大会注目の競技のひとつだったと思います。皆さんもテレビに釘付けになったのではないでしょうか。

ちなみに66年前は3回転が主流だったそうです。
4回転が出てきたのは40年ほど前から、さらにオリンピックで4回転ジャンプが必須となってきたのは前回のソチ五輪からです。

フィギュア界もどんどん進化しているのが分かりますね。次のオリンピックではどう変化していくか楽しみです。

羽生結弦選手のプロフィール

では、ここで羽生結弦選手のプロフィールを紹介します。

羽生 結弦(はにゅう ゆづる、1994年(平成6年)12月7日)は、宮城県仙台市泉区出身のフィギュアスケート選手(男子シングル)。全日本空輸 (ANA) 所属[13]。早稲田大学人間科学部在学中。
主要な戦績として、2014年ソチオリンピック・2018年平昌オリンピック優勝、2014年世界選手権・2017年世界選手権優勝、グランプリファイナル4連覇(2013年-2016年)、全日本選手権4連覇(2012年-2015年)など。
(引用:ウィキペディア)

小学生の頃より「天才スケート少年」の名で、数々の大会で最年少や史上初の記録を立て続け、2009年のジュニアグランプリファイナル(JGP)では14歳で総合優勝を果たしました。

その後も順調に戦績を重ねていき、2014年のソチオリンピックで初出場ながら金メダル獲得。

とても順風満帆にキャリアを積んでいましたが、その後は病気やケガに遭い、選手権の欠場や悔しさが残る演技、さらにはリハビリと、ここ数年は様々な問題が羽生選手に降りかかりました。

今回の平昌オリンピックも、開幕3か月前に右足首にケガをしたことで心配されていましたが、ケガを乗り越え2連覇を達成してくれました。

平昌オリンピック金メダルの決め手

プロフィギュアスケーターの荒川静香さんは、今大会の高得点の要因を「プラス3点に近い出来栄え点によるもの」とメディアで言っています。

フィギュアスケートの得点は、技術点(基礎点+出来栄え点)と演技構成点(振り付け・演技などの表現力)で構成され、出来栄え点は技ごとにプラスマイナス3点がつきます。

今回、羽生選手はSP冒頭で4回転サルコウと続く4回転トウループで、満点(3.00点)を獲得したことが要因として大きかったんですね。

また、フリーでの連続ジャンプの際にミスが出たとき、羽生選手の瞬時の判断により、直後に予定していた2回転ジャンプを、より点数が高い3回転ジャンプに変えてリカバリーしたことがもう一つの決め手になった、と言われています。

4回転ジャンプってどんなのがあるの?

さて、前述に出てきたサルコウやトウループというのはジャンプの呼び方です。ジャンプの種類には大きく分けて6つあります。

トウループ(難易度:★☆☆☆☆☆)

『トウ』とはつま先(トゥ)を意味します。
跳ぶ瞬間に、右足外側のエッジに乗り、左足のトゥをついて(蹴って)跳びます。

滑ってきた軌道を利用しながらトゥをついて跳ぶので、最も跳びやすいジャンプとされています。

ちなみに、4回転トウループは1988年にカナダのカート・ブライトニング選手が公式戦で初めて成功させました。
4回転が公式の大会で成功したのはちょうど30年前。意外に最近なんだなと感じます。

サルコウ(難易度:★★☆☆☆☆)

左足内側のエッジで滑りながら、右足を前上方に振り上げて跳ぶので、跳ぶ瞬間、内股でハの字を作るのが特徴です。

ちなみに、4回転サルコウは1997年にアメリカのティモシー・ゲーブル選手が公式戦で初めて成功させました。
成功させたのはジュニアグランプリファイナルでのことでした。

ループ(難易度:★★★☆☆☆)

右足踏み切りで、トゥを使わないのがループジャンプです。(トゥを使うのがトウループ)

跳ぶ前に足をクロスさせること、跳ぶ瞬間にイスに腰掛けたような格好になることが特徴です。
トウピックの助けなしに跳び上がらねばならないため、トウループよりも難しいとされています。

ちなみに、4回転ループは2016年に日本の羽生結弦選手が公式戦で初めて成功させました。
ここでも羽生選手の凄さが伝わってきますね。

フリップ(難易度:★★★★☆☆)

前向きに滑走して、踏み切る前に後ろ向きになって左足内側のエッジに乗り、右のトゥをついて跳びます。

次に紹介するルッツとの判別が難しいですが、走っている向きが前向き(フリップ)か後ろ向き(ルッツ)かで判断しやすいと思います。

ちなみに、4回転フリップは2016年に日本の宇野昌磨選手が初めて公式戦で成功させました。
宇野選手はこの成功がのちにギネス記録に認定されました。

ルッツ(難易度:★★★★★☆)

左足の外側エッジに乗って少し長めに滑走し、右足のトゥをついて跳びます。

6種類のジャンプの中で唯一、滑ってきた軌道とは逆に回るため、助走の力は活かせず、パワーのみで回ります。そのため難しいとされているジャンプです。

ちなみに、4回転ルッツは2011年にアメリカのブランドン・ムロズ選手が公式戦で初めて成功させました。
現在も4回転ルッツを成功させている選手はブランドン選手を含め7人しかいないそうです。

アクセル(難易度:★★★★★★)

アクセル以外の5つのジャンプは、後ろ向きに跳んで後ろ向きに着氷しますが、アクセルジャンプは、前向きに跳んで後ろ向きに着氷します。そのため、回転数が1/2回転増えます。シングルアクセルは1回転半、トリプルアクセルは3回転半ということになります。

日本では〇回転半ジャンプとも呼ばれたりもします。
ちなみに、4回転アクセルは公式戦では誰も成功していません。

女子でも4回転を成功させた選手がいた!

女子フィギュアでは、男子に比べて筋肉量が少なくジャンプの高さが出ないため、4回転ジャンプまでに至る選手はほとんどいません。

しかし、日本の安藤美姫選手が2002年のジュニアグランプリファイナルで4回転サルコウを公式戦で初めて成功させました。
今も公式戦で成功させた女子はいないので、安藤選手が女子で唯一の成功者となります。

前人未到の4回転半への挑戦!

金メダルを獲得した翌日の記者会見で、羽生選手は「モチベーションは4回転アクセルだけ」と口にし、前人未到の大技成功を次のターゲットに定めました。

これは羽生選手がスケートを始めた頃からの夢だったそうです。

すでに夢の実現に向けて練習を始めたと、メディアでは報道されています。

4回転アクセルが見れる日は近いかもしれませんね。

 

 

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