プロ野球のクライマックスシリーズ(Climax Series)ですが、進出が決まったチームのファンの皆様は、楽しみが増えただけでなく、是非勝ち抜いて欲しいとお思いかと存じます。
しかし、雨で試合が中止になった場合などには、どのようになるのかも気になるところです。
そんな、クライマックスシリーズの雨天中止があった場合の勝ち抜きについて調べてみました。
ファーストステージは3試合制で、さきに2勝したチームが勝ち抜けとなります。
引き分け試合や消化できなかった試合があり、勝数が同数になった場合には、レギュラーシーズンの上位チームが勝ち抜けとなります。
予備日は最大で、ファーストステージはファイナルステージ開始予定日の前日までとなります。
セ・リーグの規定ではダブルヘッダーは実施しないため、2試合が雨天中止などになると、2試合だけでファーストステージが終了となる可能性があります。
予定3試合+予備日1日を含めて、全試合が消化できなかった場合には、シーズン2位の球団がファイナル・ステージに進出となります。
予備日含めて1試合しか消化できなかったケースでは、1勝のチームがファイナルSに出場。
その唯一成立した1試合が同点でドローだった場合には、年間2位の球団がファイナルに進みます。
2試合のみしか消化できなかった場合、1勝1敗、1勝1分の時は、2位のチームがファイナルSに進出。
2勝0敗だと当然、2勝した球団がファイナルステージに行きます。
そのため、天気予報で雨が予想されている場合(短期決戦ですので全試合が開催される場合も同様ですが)、特に初戦がとても重要となります。
延長戦のイニング制限は、レギュラー・シーズン同様に12回まで。
ただし、延長戦には特別ルールがあり、勝敗が五分で迎えた最終戦には下記のルールが適用されます。
後攻チームがステージの勝ち上がりに王手で迎えた試合の場合
延長12回表の先攻チームの攻撃が同点のまま終了した場合。(延長12回裏は行わない)
後攻チームが延長12回裏の攻撃をビハインドで迎え、その攻撃中に同点に追い付いた場合。(同点となった時点でコールドゲームとする)
なお、ファイナルに進出するにしても、雨天中止で試合が連続してしまうと、先発ピッチャーの登板間隔なども狂いますし、中継ぎ投手も休ませることができない可能性があり、年間優勝したチームがやや有利になります。
■こちらも読まれています
東京ドームで野球を観るには?チケット購入からアクセス・ホテルまで一挙に解説!
清宮幸太郎は高卒1年目から活躍できる?高卒1年目野手で新人王を獲得した怪物選手と清宮
最新情報をお届けします
Twitter でフォローしよう!
Follow @zyouhouhasin47
この記事へのコメントはありません。