日本のプロ野球も残すところ各チーム、40試合を切ってくるほどになりました。私にとってはプロ野球のシーズンが終わりに差し掛かるともの寂しい気分に…。先日、8月6日に東京ドームへ中日と巨人の試合を観戦に行ってきました。ベテランの活躍が印象的な試合展開。シーズン終盤ほど経験豊富なベテランの力が必要になってきます。今回は私の野球観戦記とベテラン選手の活躍について書きたいと思います。
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8月6日・プロ野球観戦記
去る8月6日の日曜日、東京ドームへ野球観戦をしに行ってまいりました。かれこれ、東京ドームは今年だけで4度も行っています。地方在住の私にしては結構な数だと自分でも思っているところ。
お目当は贔屓(ひいき)のチーム、中日ドラゴンズの応援であります。試合経過は序盤に巨人から3点差をつけられるものの、逆転での勝利になりました。
ドラゴンズの応援には昨年、今年と4試合観戦に行って全て中日の負け。5度目の観戦でようやく勝利してくれました。本当に、本当に嬉しく思います。
さて、私のことはこれくらいにしておいて、8月6日の試合では偉大なプロ野球新記録が樹立(じゅりつ)されました。その記録とは…。
岩瀬仁紀の大記録
私が観戦に行った8月6日。岩瀬仁紀(いわせひとき)投手が950試合登板を達成して日本プロ野球記録を打ち立てました。
野球があまりわからない方にもう少し分かりやすく説明すると、950試合に出場したことになります。岩瀬選手はピッチャーですので毎試合に出場することはありません。
野手であれば143試合の全ての試合に出場する選手はいますが投手の場合は肩の調整や休養も含めるとそうはいきません。登板数が多い投手でも60試合、70試合。
ですから、951試合に登板するには最低でも13年は60試合、70試合、登板しないといけません。数字だけで見ると簡単に言えますがとてつもない数字ですね。
これまで登板数で日本記録は米田哲也さんで949試合に登板。米田さんは1977年に引退していますので岩瀬投手は40年の歳月を経て記録更新。現代のプロ野球は昔のように連投連投で出場することは少なくなったので岩瀬投手の記録は偉大なものになります。
現役投手で岩瀬投手につぐのはソフトバンクの五十嵐亮太投手の747試合(8月6日現在)。岩瀬投手よりも200試合少ない計算。五十嵐投手もベテランの域ですから記録更新は至難の技ですね。これから岩瀬投手の記録を越す選手はそうそう出てこないでしょう。
その大記録が達成された試合を観戦できた私は本当に幸せです。特に昨年、一昨年と怪我の影響で思うように投げられなかった岩瀬投手が今年、復活しています。チームを支えてきた岩瀬投手。ベテランの活躍はチームにとって欠かせません。
ちなみに、岩瀬投手が保持している日本記録はまだまだあって通算セーブ数404、シーズン最多セーブの46、15年連続50試合以上登板と長年活躍してきた証(あかし)の記録ばかりです。(数字は8月6日現在)
各チームのベテラン選手の頑張り
長いペナントレース、公式戦を戦い抜いて勝つには若手とベテラン、中堅、全ての選手の頑張りは当然必要になります。特に、シーズンも後半になるとベテランの力が必要になると思います。後半戦に入っても各チームで頑張っているベテラン選手をみていきます。
巨人・阿部慎之助(あべしんのすけ)
こちらも大記録の2000本安打達成が待ち望まれている選手。近年は怪我の影響で思うような成績が残せないことが多くなっていましたが今年は四番に座りジャイアンツを引っ張っている38歳です。
広島・新井貴浩(あらいたかひろ)
昨年、広島の優勝に大いに貢献した大ベテラン。2000本安打も達成しています。ベテランらしい勝負強いバッティングが魅力。
ロッテ・井口資仁(いぐちただひと)
2107年のシーズンをもって引退を表明している選手。今年、下位に沈黙しているチームの中では貴重な代打の切り札的存在になっています。引退まで勇姿を多くみたいですね。
中日・荒木雅博(あらきまさひろ)
今シーズン、2000本安打を達成して中日には欠かせないベテラン選手。まだまだ衰えない守備力でチームを支えています。
楽天・松井稼頭央(まついかずお)
40歳を超えても軽快な脚力が魅力です。全盛期ほどの打撃はなかなか見ることができなくなりましたが守備や走塁はまだまだ頼れる選手です。
この5選手以外にも奮闘しているベテランはいると思います。個人的な見方で残り試合で注目してほしいベテラン選手ですね。
岩瀬投手や阿部選手のように大記録がかかった選手、達成した選手は観戦している人を面白くさせてくれます。そして、年齢を重ねても一生懸命なプレーや素晴らしい技術を見せてくれると胸が熱くなりますよ。
また、ベテラン選手は長年の経験がチームにとってプラスに働くことが多いでしょう。後半戦になればなるほど厳しい戦いが多くなります。ここぞという場面で頼りになる選手ばかりですね。
残りシーズン・プロ野球の楽しみ方
今年もプロ野球の試合が少なくなってきました。残りシーズンの楽しみ方を紹介します。
・パリーグ優勝争い
・注目新人
・2000本安打の行方
以上の3つに私は注目して残りのシーズンを楽しみたいと思います。
パリーグは首位を楽天とソフトバンクが激しく争っています。西武も13連勝で2チームとの差を縮めてきました。勝率が6割を上回ると優勝という目安があるものの、楽天、ソフトバンクはゆうに超えています。西武も勝率6割前後にいます。優勝争いに目が離せません。
そして、新人の活躍も目が離せませんね。特に、中日の京田選手と西武の源田選手。もう二人とも新人ながらショートのレギュラーを獲得してチームには欠かせない存在になっています。新人王も濃厚な二人の活躍は楽しみですね。
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200本安打の達成にも注目したいですね。阿部慎之助選手、鳥谷敬選手らがもう少しのところに来ていますね。積み上げて来たものにさらなる魅力がつくわけです。
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最後に
後半戦真っ只中のプロ野球。活躍中のベテラン選手もたくさんいますね。チームの活力剤になってほしいものです。残りシーズンはパリーグの優勝争いを中心にみていきたいところです。
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