夏の暑さが苦手な方は多くいらっしゃると思います。できればエアコンがあって冷房環境が整っているところにずっと居たくなりますね。しかしながら一般家庭でエアコンをつけっ放しにしておくと電気代がかさんでしまいます。できれば電気代のかかるエアコンではなく扇風機を使って涼しく快適なお部屋環境にしたいと考えていませんか。もしくはエアコンの冷たい風が苦手など様々な理由でエアコンの利用を控えたいと思っているかもしれません。そこで、お部屋を涼しくする扇風機の活用方法と便利グッズも紹介したいと思います。
Contents 目次
エアコンを使わずに過ごすメリット
エアコンを使わないことは経済的にも体への負担的にも非常に有効な行動であります。
電気代の節約
機種や利用環境にもよりますがエアコンの使用を控えると電気代が節約できます。国内最大規模の電気・ガスの見直しサービスメディアの「エネチェン」によるとエアコンを1時間使用した時の電気代は以下のようになります。
・日立「白くまくん」RAS-X25、8畳用…3.1円から24.3円
・ダイキン「うるさら7」AN25VRS-W、8畳用…2.83円から24.84円
・東芝「大清快」RAS-E255DR、8畳用…1.21円から22.95円
例えば、白くまくんの1時間当たりの電気代を3.1円として24時間エアコンをつけっ放しにすると3.1円×24時間=74.4円。1ヶ月を30日にして計算すると2232円の電気代がかかる計算です。
計算してみるとそこまで電気代は高くつかない印象ですが7月、8月、残暑が厳しいであろう9月の3ヵ月感利用すれば6696円となります。機種の性能も良くなり電気代を抑えることができるようになっていますが何年も使うことを考えると大きな違いになってくると思います。
身体的な負担軽減
電気代は思ったほどかからないと感じるかもしれませんがエアコンの効いた部屋と暑い外を行き来すると体への負担も出てきます。「クーラー病」や「冷房病」などとも言われ、体のだるさ、手足の冷え、肩こりや腰痛、むくみ、イライラ感、不眠、肌荒れ、めまいなど様々な症状を訴える方も多くなっています。
原因は自律神経の乱れが考えられていて、冷房の効いた部屋を一気することで体温調整がうまくいかずに暑さと寒さがうまく認識できなくなり体調を崩してしまうのです。
エアコンを使わず過ごす時の注意点
エアコンを使わずに過ごすことは体への負担を軽減できるわけですが、あくまでも健康状態に合わせて利用してください。暑さを我慢してまで利用を控える必要はありません。よく聞く熱中症などにかかれば最悪の場合、命に関わる事態にもなります。その点だけはくれぐれも誤解のないようにしてくださいね。
エアコンなしで涼しくする方法のポイントは「空気の流れ」
エアコンなしでお部屋を涼しくしたい時には「風通しをよくする」ことがポイントです。風通しをよくするとはお部屋と外の空気の流れをよくすることです。ですからお部屋の窓や扉を締め切ったままではダメなわけですね。
外と部屋の中の空気の流れをよくするには扇風機を置く場所が重要です。まず最初にやって欲しいのは窓や扉をあけ、外に向けて扇風機を回してください。こうすることで部屋の中の熱くなった空気を外に出すことになります。熱い空気を外に出すと同時に外の冷たい空気を部屋に入れる効果あります。
この方法は外気温が室内の温度よりも低い場合に行う方法ですが、夏場の気温が高い日は大体にして室温の方が高いので特に問題はないでしょう。
扇風機を外に向けて回して空気が入れ替わってきたら、部屋の中でも空気の流れを作ってあげてください。お部屋の対角線上に扇風機を設置して回すことで対流により新たな空気が生まれます。様子を見ながら時々天井に向けても扇風機を回してみましょう。熱い空気が天井付近にたまりやすくなっているので時々空気の流れを作ってください。
ここまででお気づきになったと思いますが、扇風機は空気の流れをうまく作るものでもあるんですね。私も深く考えたことはありませんでした。再度、流れを確認すると「外に向けて扇風機を回す」、「部屋の対角線に置いて新たな空気を作る」、「天井に向けても回す」この3点を実行してみましょう。
扇風機の効果を上げるアイテム5選
扇風機だけでお部屋を涼しくする方法は分かったと思いますが扇風機の効果をさらに上昇させるグッズを紹介します。
①扇風機用の保冷剤
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この商品は扇風機のカバー部分に装着する保冷剤です。室内に向けて扇風機を回す時には効果的です。繰り返し使える経済的な部分も嬉しいポイントですね。価格も4000円ほどですし一つくらいあれば重宝しますね。
②サーキュレーター
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先ほどの流れで天井に向けて扇風機を回すと紹介しましたがその時にサーキュレータを天井向け専用にしてもいいでしょう。この商品は8畳まで対応していますし価格も2000円台ですから手が出すやすい価格ですね。
③凍らせたペットボトル
先ほどの扇風機用の保冷剤の代替わりとして水を入れて凍らせたペットボトルを扇風機の前に設置するだけでも効果は変わってきますね。扇風機のファン(羽)が回っている高さにペットボトルを置いてあげれば冷たい風が循環しやすくなりますよ。
④すだれ
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部屋の中に温度がたまりやすくなるのは直射日光がお部屋に入ることも影響しています。そこで「すだれ」を使って日陰を作ってあげるのも効果的です。空気の暖まりを防ぎますので扇風機の効果がスムーズに出るでしょう。設置が簡単で安いすだれを探してみたので参考にしてみてくださいね。直射日光を避けるには遮光(しゃこう)カーテンも効果的ですが部屋の中が暗くなるので生活のスタイルを振り返ってから利用しましょう。
⑤クールコアタオル
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扇風機の効果をあげるというよりも体を冷やすアイテムですが紹介しておきます。体を冷やす時に効果的なのは首筋や脇の下と言われています。発熱した時にも冷やしたりしますね。そこで役立つのがクールコアタオルです。首にかけたり巻いたりすることで効果が得られます。
扇風機とアイテムを使って涼しく過ごそう
暑い夏は冷房をガンガンかけて涼しい部屋に居たい…と思いますが経済的にも健康的にも決してよくはありません。今回は扇風機と扇風機を使った時の効果を上げるアイテムを紹介しました。一度試してみてはどうでしょうか。参考になると嬉しいです。
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